フィロカリア全巻:第1巻 内的な目覚め・慎しみの修行をする人々:第1章 聖大アントニオス (2026/08/25 03:07)
フィロカリア:全巻,1巻,2巻,3巻,4巻,5巻
もし情欲がなければ、徳もなく、神がふさわしい者にお与えになる冠もないでしょう。
68 善を知っていても自分の益を顧みない者は、霊(たましひ;プシュケー)が盲目になり、識別の力が硬くなっています。
わたしたちは、彼らの情欲に自分も陥らぬように注意しなければなりません。
さもなければ、盲目のようになってしまいます。
69 罪を犯す者に対しては、たとえ罰に値する罪を犯しても、怒ってはなりません。
正義のためにこそ、罪を犯す者を正しく導き、必要があれば、わたしたち自身か他の人を通して懲らしめるべきです。
しかし怒りに任せてはなりません。
なぜなら、怒りは情欲に従って働き、正しく裁かず、正義を見ないからです。
また、罪を犯す者に過度に同情を示す人々も、認めてはなりません。
悪人は、わたしたちの情欲である怒りによってではなく、善と正義のためにこそ罰せられるべきです。
70 霊(たましひ;プシュケー)が得るものだけが、確かで奪われないものです。
それは徳と、神に喜ばれる生き方、知識、そして善き行いです。
これに対して富は、盲目の導き手であり、愚かな助言者です。
富を悪く、また快楽を愛するように用いる者は、感覚を失った霊(たましひ;プシュケー)を滅びに導きます。
71 人は、余計なものをまったく持たないか、あるいは持っているならば、この世のすべてのものがその性質上、滅びやすく、たやすく奪われ、捨てられ、引き裂かれるものだとはっきり知っていなければなりません。
ですから、何が起ころうとも悲しんではならないのです。
72 身体の痛みは、身体が滅びゆく物質でできているために、自然なものです。
ですから、そうしたときには、よく養われた霊(たましひ;プシュケー)がよろこんで忍耐と辛抱を示すべきであり、神が身体を造られたことを責めてはならないのです。
73 オリンピアの競技で戦う者たちは、第一の者、第二の者、第三の者のいずれかを打ち破っても冠を得るのではなく、すべての競争者に勝ったときにこそ冠を得ます。
同じように、神から冠を受けたいと望む者は、身体にかかわることだけでなく、利益や奪い取り、嫉妬や食べ物、虚栄や非難、死やそのほか似たようなことに関しても、節制において自分の霊(たましひ;プシュケー)を鍛えるべきなのです。
始まりのための終わりの時代だからこそ、
読書と祈りで、
自分自身と神との関係を見つめ直してみませんか。
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わたしたちは、彼らの情欲に自分も陥らぬように注意しなければなりません。
さもなければ、盲目のようになってしまいます。
69 罪を犯す者に対しては、たとえ罰に値する罪を犯しても、怒ってはなりません。
正義のためにこそ、罪を犯す者を正しく導き、必要があれば、わたしたち自身か他の人を通して懲らしめるべきです。
しかし怒りに任せてはなりません。
なぜなら、怒りは情欲に従って働き、正しく裁かず、正義を見ないからです。
また、罪を犯す者に過度に同情を示す人々も、認めてはなりません。
悪人は、わたしたちの情欲である怒りによってではなく、善と正義のためにこそ罰せられるべきです。
70 霊(たましひ;プシュケー)が得るものだけが、確かで奪われないものです。
それは徳と、神に喜ばれる生き方、知識、そして善き行いです。
これに対して富は、盲目の導き手であり、愚かな助言者です。
富を悪く、また快楽を愛するように用いる者は、感覚を失った霊(たましひ;プシュケー)を滅びに導きます。
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ですから、何が起ころうとも悲しんではならないのです。
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ですから、そうしたときには、よく養われた霊(たましひ;プシュケー)がよろこんで忍耐と辛抱を示すべきであり、神が身体を造られたことを責めてはならないのです。
73 オリンピアの競技で戦う者たちは、第一の者、第二の者、第三の者のいずれかを打ち破っても冠を得るのではなく、すべての競争者に勝ったときにこそ冠を得ます。
同じように、神から冠を受けたいと望む者は、身体にかかわることだけでなく、利益や奪い取り、嫉妬や食べ物、虚栄や非難、死やそのほか似たようなことに関しても、節制において自分の霊(たましひ;プシュケー)を鍛えるべきなのです。
始まりのための終わりの時代だからこそ、
読書と祈りで、
自分自身と神との関係を見つめ直してみませんか。
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